Vixen コレクターPH 使用レポート (2015.11)
by urakan

1.目的
・コレクターPHと従来モデルとの撮影画像を比較する

Vixen コレクターPH



2.撮影条件
(1)撮影地:山口県防府市
(自宅前、バックの空は比較的暗いが、北側5mほどのところにLED街灯あり)

(2)撮影日時:平成27年11月15日 20時43分~23時00分

(3)撮影枚数:4条件で1枚ずつ(ダーク処理、フラット処理は施していない)

(4)露出時間:各180秒

(5)機材
・鏡筒:ビクセンR200SS (800mm/F4)
 (接眼部にはビクセン直焦ワイドアダプターを装着。但し、Tリングはケンコー製。)
 (自分で光軸調整を実施。レーザーコリメーター使用。)
 (純正フードを装着)
 (焦点合わせには、バーティノフマスクを用い、カペラを導入して実施)
・赤道儀:ロスマンディGM-100EQ(ドリフト法で極軸合わせ実施)
 (撮影はテレスコープウェストで実施、子午線越え後もテレスコープウェスト維持)
・ガイド鏡:D=77mm、FL=500mmアクロマート屈折鏡(並列同架)
・ガイドカメラ:ATIK社 ATIK16ICmono
・ガイドソフト:PHD2 ver.2.5.0
・撮影カメラ:PENTAX K-5IIs(非改造)
 (撮像素子 CMOS サイズ:23.7×15.7mm 有効画素数:約1628万画素)
・コマコレクター
 ①コレクターPH
 ②コマコレクター3
 ③コマコレクター2
 ④なにも装着しない

左から、コレクターPH、コマコレクター3、コマコレクター2、エクステンダーR200SS




(6)撮影対象:NGC752(本天体選択理由は下記の通り)
・散開星団であるため、星像が分かり易い
・画角的に、ちょうどフレームいっぱいに写る
・雲の影響を受けない方角であった
・高度が高い(南中時にはほぼ天頂に位置する)
・撮影時、大きく子午線越えしなかった(22:32南中。撮影終了時刻は23:00)
・周囲の街灯などの影響を大きく受けない方角だった

(7)気象条件
・天候:晴れ(但し、雲が流れており、途中で数回撮影を中断)
・シーイング:5点満点の2程度
・透明度:5点満点の3程度(但し、時々薄雲が張っていた可能性あり?)

(8)その他
・中央・四隅を200ピクセル角で切り出した。
・写真は上が南、右が東となっている。(個人的な作業性の理由で)
・赤道儀には自動導入機能が付いていないため、各フレームの中心が極力同じ位置になるようにした。


3.撮影結果
①コレクターPH  20:43~20:46(上が南、右が東)
※R200SSに装着すると、焦点距離が0.95倍に短縮され、760mm/F3.8となるため、
 他2機種より若干画角が広い。

画像①



②コマコレクター3  21:35~21:38(上が南、右が東)

画像②



③コマコレクター2  22:14~22:17(上が南、右が東)
※星像が右上のみ良好、あとはおかしい。真っ直ぐに装着されてなかったか?

画像③



④何も装着しない  22:57~23:00(上が南、右が東)

画像④



4.最後に
・コレクターPHについては、中央も周辺も星像が良かった。
・コマコレクター2については、星像がかなりいびつになっていた。
 真っ直ぐに装着されてなかった可能性が示唆される。


以上