Sony NEX用インターバルタイマの製作(2013/09)
by eibow

1.概要

天文ファンにはいまいち人気のない
SONY α NEXですが、フランジバックが
18mmと短いためアダプタを介せば、
どんなレンズでも無限遠までピントが
合います。
撮像素子もミラーレスカメラとしては
現在最大のAPS-Cサイズです。
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ーフランジバックの長さ比較ー

マウント名 フランジバック
NEX E Mount 18.0mm
Leica M Mount 27.8mm
Nikon F Mount 46.5mm
Canon EOS Mount 44.0mm
Alpa Mount 37.8mm
M42 Mount 45.5mm


そんなNEXですが、特殊な使われかたは想定外のようで、ワイヤーリモコン端子はありませんし、
インターバル撮影機能もありません。


無かったら作ればいいじゃん。ということで、作成してみました。

今回は、ワイヤレスリモコン機能だけ作成し、インターバルタイマ機能は、先日改造した
インターバルタイマを使うことにしました。

Sony製品の赤外線リモコンフォーマットは、解析されている方がいましたので参考に
させていただきました。

(1) 搬送波は40KHzで、デューティ比が1/3です。Sony社独自仕様のようです。
(2)コマンドは、2.4mSの開始信号を出した後、20ビットのコードが続きます。
(3)コマンド信号は、
 1:0.6mS休止した後、1.2mS信号出力
 0:0.6mS休止した後、0.6mS信号出力です。
(4)シャッターコマンド
 即時シャッターコマンド「1,0,1,1,0,1,0,0,1,0,1,1,1,0,0,0,1,1,1,1」
 2秒後シャッターコマンド「1,1,1,0,1,1,0,0,1,0,1,1,1,0,0,0,1,1,1,1」


今回は「即時シャッターコマンド」のみ使用します。

2.回路

このワイヤレスリモコンは
AVRマイコンで制御するため、
回路はいたってシンプルです。
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3.製作

「FRISK」のケースに組んでみました。

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4.動作

大方のメーカーの一眼デジカメでは、赤外線信号の「バルブ」の仕様は、

(1) 1回目の信号でシャッターを開く。
(2) 2回目の信号でシャッターを閉じる、

という動作になっています。

一方、ワイヤーリモコンの「バルブ」仕様は、シャッターが開いている間ずっと信号を出す
という仕様になっています。


そこで今回作成のワイヤレスリモコンは、

(1)ワイヤーリモコン側から信号が来たら赤外線信号を1回出す。
(2)ワイヤーリモコン側から信号が来なくなったら再度、赤外線信号を1回出す。

という仕様にしてあります。


5.ファームウェア

プログラムは、割込を使っていない簡単なものです。
ここに置いておきます。→ NEXリモコンファームウェア


6.使用方法

NEXはボディが小さすぎて、付ける場所がありません。そこで以下のようなものを作りました。
これにリモコンユニットをマジックテープで取り付けます。

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以上