7万5千円で作るスライディングルーフ式観測室(2015/06)
by ririmaru

はじめに
1月の新年会の席で「手作りスライディングルーフを作成中」と発表して、はや半年・・・・
ようやく完成しましたので、製作過程を公開します。

工法は強度があり、安くて簡単に作れる2×4工法にしました。(詳しくはネットで調べてください)
製作費用ですが、当初は5万円台で作る予定でしたが、完成時には約7万5千円かかってました。

完成したスライディングルーフ式観測室



以下は完成までの工程写真です。

写真01 建設場所


写真01:この庭の隅に建てることにしました。

写真02 レベル出しその1 写真03 レベル出しその2


写真02-03:施工の基準になる高さと直角を出していきます。
 (ここは大事な所なので知り合いの会社から、レベルとトランシットを借りてきまして、
息子を助手にしてレベルを出していきました。)黄色い糸が2m×1.9mの四角で高さが
ブロックの天端になります。

写真04 ブロック基礎掘り 写真05 ブロック積み


写真04:糸に合わせてブロック基礎掘りです。
写真05:幅12cmのブロックを積みます。

写真06 アンカーボルトの設置 写真07 土台の設置


写真06:アンカーボルトを打ちます。
写真07:土台を取り付けました。

写真08 木枠作成その1 写真09 木枠作成その2


写真08-09:壁となる木枠を4組作成しました。
 それに厚さ12mmの型枠用塗装コンパネ(1枚約1500円)を貼り付けていきます。

写真10 仮の屋根を設置 写真11 屋根の作成


写真10:4組を建て付けて仮の屋根を付けたところです。
写真11:屋根の完成です。

写真12 スライド用コロ取り付け 写真13 天井の処理その1


写真12:スライド用のコロを取り付け、台風などで飛ばないようにする浮き止めを取り付けているところです。
 (浮き止めはボルトで上下を固定する方法をとりました。)
写真13:天井にベニヤを張りました。

写真14 天井の処理その2 写真15 ピラー基礎


写真14:天井に20mmの発砲スチロールを敷いたところです。この上にトタン板を張ります。
写真15:望遠鏡のピラーを設置する基礎です。

 幅50cm四方で深さが50センチ程度の穴を掘りコンクリートを練って流し込みました。

写真16 ピラー用の型枠その1 写真17 ピラー用の型枠その2


写真16-17:コンクリートピラー用の型枠です。

写真18 型枠にコンクリートを流し込み 写真19 コンクリートピラー完成


写真18:ピラー用の型枠にコンクリートを流し込んだところです。
写真19:ピラーの完成です。

 黒い皿のようなものは、コンパネを二枚重ねたもので望遠鏡を取り付ける架台です。

写真20 扉の取り付け 写真21 塗装その1

 

写真22 塗装その2 写真23 塗装その3



写真20:扉を作って取り付けたところです。
 ガラスは古いテレビ台から取ってきました。
写真21-24:外壁を塗装して完成です。
 屋根は諸事情により、面倒ですが柱ごと引っ張り出す方法をとりました。


おわりに
製作時のの工程で一番きつかったのは壁を建込む時で、一人で抱えて運ぶのに苦労
しました。それでも試行錯誤を繰り返しながら作っていく時はとても充実していました。
いまはDIY用の道具も簡単に入手できますし、材料も手軽に手に入ります。
自作なので「これならば、ある程度納得できる」と言うところで妥協することができれば
自分流の望遠鏡格納庫ができると思います。


おまけ
写真24,25,26は、私が高校生の頃に「太華天文サークル」の仲間3人で作った
観測小屋です。すべて廃材で作りました。スライディングルーフ式で仮眠もできる
談話室も備えていました。写真の私が若いですね。

写真24 観測小屋1 写真25 観測小屋2 写真26 観測小屋3



以上